名残りの薔薇―アリス・アダムズ短篇集
2006年4月1日 読書
ISBN:4105240013 単行本 高見 浩 新潮社 1991/10 ¥2,039
これも妹が古本屋で買ったのを、タイトルに惹かれて読書。
読みやすく、ふわっと浮くような、優しい気持ちになれる。
今は桜の季節だけど、短編の中に出てくる、夾竹桃が狂ったように咲く風景も見てみたい。
白と桃色の花で埋め尽くされた景色。
生命力と毒性の強い木。古い海外ミステリの手口にもこの花が出てきた。
街路樹に多いのは、公害にも耐えられるから。
あれ、そういえば...萎れ気味なものなら見たかも。
主人公はこの花が大量に咲いているのをグレイハウンドに乗りながら見た。
そういえばカナダに行った時、友人の現地での職探しに付き合って、結局帰りは夜になってしまい、暗い中バスに乗って帰った。
見知らぬ土地で、乗っている人も少なく、大型スーパーの明かりだけが目立つ、もの哀しい静かなひと時。暗闇というのは何処にいてもなぜか優しい。ロンドンの夜も同じように、異邦人に対して優しかった。
これも妹が古本屋で買ったのを、タイトルに惹かれて読書。
読みやすく、ふわっと浮くような、優しい気持ちになれる。
今は桜の季節だけど、短編の中に出てくる、夾竹桃が狂ったように咲く風景も見てみたい。
白と桃色の花で埋め尽くされた景色。
生命力と毒性の強い木。古い海外ミステリの手口にもこの花が出てきた。
街路樹に多いのは、公害にも耐えられるから。
あれ、そういえば...萎れ気味なものなら見たかも。
主人公はこの花が大量に咲いているのをグレイハウンドに乗りながら見た。
そういえばカナダに行った時、友人の現地での職探しに付き合って、結局帰りは夜になってしまい、暗い中バスに乗って帰った。
見知らぬ土地で、乗っている人も少なく、大型スーパーの明かりだけが目立つ、もの哀しい静かなひと時。暗闇というのは何処にいてもなぜか優しい。ロンドンの夜も同じように、異邦人に対して優しかった。
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